菓子大手の明治は2017年5月25日、スナック菓子「カール」の中部地方以東での販売を中止すると発表した。
9月には店頭から姿を消す予定。滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県以西の西日本地域では「カールチーズあじ」「カールうすあじ」のみの販売
スナック菓子「カール」は1968年発売以来のロングセラーとして広く親しまれてきた。「カール」CMソングは「いいもんだな故郷は」(作詞:高杉治朗、作曲:川口真)で、1990年にシングルが発売。CMでは1974年より「おらが春篇」が開始され、カントリー歌手の寺本圭一が歌を担当。同年12月の「雪だるま篇」より三橋が主に担当するようになり、1993年の「おしゃべり貯金箱プレゼント編」まで使用された。三橋は20年間で31作を担当。その後は林家こぶ平(1994年)、岡村喬生(1998年)、団しん也(1999年 – 2001年)、志村けん(2002年 – 2003年)、和田アキ子(2007年)などが担当し、2011年2月より河村隆一が担当。また、1995年、1996年のCMには宇崎竜童と瀬戸朝香が出演している。1978年には唯一、カールおじさんがセリフを言うCMが放送された。このときの声は由利徹が担当した。2015年7月28日からのCMは、武田真治が起用され、「実写版カールおじさん」に扮して出演した。
ツイッターでは多くの感謝や懐かしむ声や惜しむ声などが多数ツイートされた。
大阪でカールを買ってきてくれた人を「カールおじさん」とよぶ日が来そうだぷ~ pic.twitter.com/fJu3Zn7YBp
— とやまくん (@toyamap) 2017年5月25日
これはとても分かりやすい販売地域表ですね。
思えば2015年にカールおじさんが斜め上の方向で実写化されたの、売上げ低迷に対する最後っ屁だったといまならわかる。 pic.twitter.com/vbRz6XF0GI
— まことぴ (@makotopic) 2017年5月25日
斬新さにびっくり! アニメのイメージからは想像できぬイケメン武田真治さんを登用。
悲しいですね。カールおじさんの生みの親は僕の祖父(CMクリエイター)、子供の頃から非常に馴染み深いだけあって。#カール販売終了へ pic.twitter.com/Dey2OsGGTX
— TaroNakajima (@Scouter_Taro) 2017年5月25日
すでに孫世代の人が現役世代なのにびっくり!
カールおじさん pic.twitter.com/hcHBG9Donu
— ケースワベ【K-SUWABE】 (@KSUWABE) 2017年5月25日
カールおじさんの大作がしばらくは出てきそうですね。
我家のカールおじさんとうさぎ。姉貴が大学時代にひこね先生にアニメーションを教わってたので描いて頂いた色紙。カールはカレー味が美味いのに……(T_T) #カールおじさん pic.twitter.com/iqqjcqXUV3
— 工藤あきら(●ー●)すずさん…好き (@meibis) 2017年5月25日
ひこねのりおさんですね。超ベテランアニメーターで、東映動画時代には宮崎駿さんの先輩に当たる人。絵を見れば分かりますが「たけのこの里」のCMとおなじタッチの絵ですね。ひこねのりおさんは「カールおじさん」のキャラクターデザインを務めた。
カールおじさんを偲ぶみたいになっていますけど、販売終了の地域があるというだけで、カール自体がなくなるわけではないので、普通に買えます。東日本のかたは店頭では買えないかもしれませんが、通販で普通に買えますから。
逆にこのことで、西日本のお土産お菓子として買われるようになるかも知れませんね。
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