佐賀

佐賀のお土産 定番お菓子 【5選】

皆さんは佐賀県という県をどの程度知っているでしょうか?全国的に見ても観光都市としての需要は低く、よほどのことがないかぎり立ち寄る機会は少ないかもしれません。

しかし、佐賀県には嬉野温泉や呼子の朝市、吉野ヶ里遺跡にバルーンフェスタと隠れた名所やイベントがたくさんあります。今回は、そんな佐賀県に立ち寄る機会がある方に向けて役に立つ佐賀県の定番のお菓子のお土産を紹介します。

佐賀錦

 

佐賀県を代表するお菓子といえば「佐賀錦」です。誕生から40有余年、モンドセレクション最高金賞を連続で受賞するなど、その人気は今や九州が誇る銘菓としてたくさんのお客様に支持されています。小豆や栗を山芋が練り込まれた柔らかい生知に混ぜてふんわりと焼き上げ、バームクーヘンで挟み込むことによって、上品でやさしい甘さを表現しています。

高い品質を保つために、今でも職人のこまかな手作業によって作られています。そんな職人が魂を込めて生み出す、和と洋のハーモニーをぜひご堪能下さい。

「佐賀錦」は村岡屋が販売しております

小城羊羹

佐賀県が誇る江戸時代から続く伝統の羊羹です。小城羊羹の特徴は、今でもなお江戸時代から続く伝統的な製法で作られていることす。外側には砂糖のシャリ感があり、中はふんわりとやわらかく独特の食感と豊かな風味をもっています。これは、伝統的手法で作られているからこそ出せる特徴です。

北海道産の小豆や大豆、備中産の白小豆を使用するなど素材にもこだわっていて、小倉(おぐら)粒餡の羊羹や紅煉(べにねり)、本煉(ほんねり)という風に様々な種類の羊羹を楽しむことができます。

「小城羊羹」は村岡屋が販売しております

松露饅頭

松露饅頭の元祖は、あの豊臣秀吉がおこした朝鮮出兵の後に、高麗から陶器と一緒に渡ってきた饅頭にあると言われています。銅板で一つ一つ丹念に焼き上げる松露饅頭は佐賀県の唐津市を代表とする銘菓です。

薄いカステラ生地にあっさりとした味のこしあんを一つ一つ丁寧にたっぷりと包み込み、一口サイズに焼き上げられています。手焼きならではの風雅な趣きと上品な小豆が生み出すまろやかな味わいは、今も昔も変わらず愛されられています。

「松露饅頭」は大原本舗で販売しております

丸ぼうろ

佐賀県の銘菓として最も有名なお菓子かもしれません。マルボーロはもともとはポルトガルの船員たちの保存食であったと伝えられており、明治以降より日本人に食べやすく改良されたのが丸ぼうろの元祖であると言われています。

流行に振り回されることなく、佐賀県の豊かな大地に育まれた良質な素材と、熟練の職人の手による洗礼された技によって作られた丸ぼうろは1グラムの違いもありません。

小麦粉、砂糖、鶏卵の厳選された3つの素材をもとに、柔らかくてさっくりとした口溶けの良いおいしさを特徴としています。

「丸ぼうろ」は村岡屋で販売しております

逸口香

佐賀銘菓 逸口香3本入 楠田製菓本舗

もともとは唐の国より佐賀県と長崎県に伝えられたお菓子で、武家や上流家庭のお茶菓子として親しまれていたものです。
中が空洞になっており、その周りを黒砂糖がコーティングするかの様にからみついていて、かじるとパリッと香ばしいその食感にはじめは驚くかもしれません。
しかしながら、黒砂糖による上品な甘さと生姜による独特の香りは癖になること間違いなしで、老若男女問わず、幅広い層から支持を集めている昔懐かしいお菓子です。

「逸口香」は楠田製菓本舗で販売しております

紹介:M.HIRO-Wさん

まとめ

いかがでしたでしょうか。こうしてみると、佐賀県を代表する銘菓には古くから伝わる歴史あるお菓子が多いように感じます。もともとは他の国のお菓子を日本人に合うように開発してあり、ただ単にお土産として買うだけではなくそれぞれの歴史を感じることができるのも佐賀県のいいところかもしれません。

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